灯里-collection-萌

昨日は親せきや子供たちが集まって、お寺で一周忌の法要
その後、墓参り・・・・・
境内は満開の桜、そしてハラハラ舞い散る桜の花びら
石畳はピンクの絨毯に・・・・
鐘つき堂と桜、一幅の名画をみるような美しさ

去年も桜の花が満開だった・・・・
あれから一年、短くも長くもあった
出会いと別れの季節、でも・・・
桜は私にとって別れの花になってしまいました

人生の中で、これほど涙を流したことはなかった・・・そんな一年

今日は命日、一人静かに仏壇の前で位牌に手を合わせています
４時５分、一人で読経をいたします

これで喪があけます
ぼちぼち前に進みださないといけませんね

高い犬種らしいです・・・・・・って、ほんとうかなあぁ～(笑)
犬種はボーダーコリー(牧羊犬)
本来いなら草原で羊を追いかけて管理する犬なんですけどね・・・・・
とても賢くて、指示されたことを一回で聞く優秀な頭脳の持ち主
１５０種以上の犬種の中でトップになったくらい頭が良いのです

しかし・・・
どう考えても・・・・(^_^;)
違うような気がします(笑)
頭が良い＝聞き分けの良いお利口さん・・・・ではありません
頭が良いだけに、自分主体に物事をほ運ぼうとします
時々、負けてしまいます(苦笑)

確かに頭が良いというのは理解できます
TVっ子なので(爆)TVドラマの状況判断はずば抜けています
悪事をたくらんだり、密談してると怒ります(^_^;)
喧嘩が始まるとTVのまえで飛び上がってます・・・・・・(苦笑)
ふなっしー、ソフトバンクのお父さん犬に異常に反応します
どこにいてもCMが始まる前に飛んできます(笑)
で、興奮して椅子にかみつくので背もたれボロボロ(^_^;)

ちなみにTVで理解に苦しむ場面だと首かしげします・・・・・・・
私が意味不明のことを話すと、首を傾げて「わからない」と意思表示をしてきます
何かにつけて私に報告にきます
「ご飯食べたよ」「チッコしてきたよ」「水飲んできたよ」
あとは、誘います「遊ぼ!!」誘いに乗らないと、腕を噛んで引っ張ります
さらに無視してると、襲われます(爆)

とにかくひっつき虫で、トイレから風呂から何でもついてまわってます
ここまで監視されると、うっとおしいです(笑)
私が姿勢を低くしたり、雑巾がけして四つ這いになると、すぐにキスしにきます(苦笑)

しかし、ワイフが亡くなってからもうすぐ１年・・・・
こんな風にこの子に手を焼きながら暮らしてます
でも、この子がいるから忙しく１日をすごせるのだと感謝してます
ありがとうね
この５月で４歳になります

そして、強力な番犬の役をしてます
物音、話し声、異常な気配
これらを即座に判断して、吠えまくり・・・・って、うるさ過ぎ(^_^;)
しかし、重低音での唸り声はかなり迫力があり、牙をむき出した姿は他人は絶対近づけないです
ちゃんとボディーガードしてます
でも、私が仲良く話をしてると、警戒しながらも近づいてきます
やがて、安心な人だと理解すると、撫ぜて、遊べ・・・と、かなりシツコイです(笑)

ちなみに、ドール達には、まったく興味をしめしません
私が撮影してても、まったく無視して、寝てます(笑)
不思議ですね、いくらリアルなドールでも、この子にとっては生き物ではないということなんでしょうね


首かしげ
　


ターゲット、ロックオン!!
　


番犬してます
　

一年前の３月・・・・
妻の癌再発を告知され、新しい抗癌剤による激しい副作用に苦しむ
そんな妻に何もしてやれなかった、自分に腹が立って
自責の念で潰れそうな自分です
何もかも嫌になってしまう、無力感、脱力感・・・・

一年前の最後の１か月を思い出して、涙があふれて止まらない

このまま、後を追いたいと・・・・

そんなことばかり考えてる弱い自分にまた腹が立つ

庭の梅が満開です、やがて桜の季節がやってきます
妻と花見をしたのがこの世の分かれとなってしまった・・・・悲しい季節

長い人生の中で一番長い一年でした
私の時は４月で止まったまま
何もする気にならず・・・・・・
って、フェチやSMは気晴らしにしてましたが(苦笑)
そして、取り残された寂しさから「等身大ドール」などと言う
とんでもないものをお迎えし、その可愛さにビックリし
着せ替え人形のように、あれこれ服をかってきては楽しんでいます
灯里を美しく撮ろうと夢中になってエロが薄らいでいます
駄目ですね、私からエロをとったら何も残らない(笑)

明日の大みそかは、人生で初めての一人で過ごす夜
あ、一人ではないですねワンコと灯里がいますものね
少しだけ用意した、おせち料理と年越しそば
そして、頂き物の大吟醸のお酒
仏壇に明日お供えするつもりです

元旦は雪になる模様です、妻の位牌とワンコと灯里で
雪見酒もいいものですね、静かに新しい年を迎えます
年は新しくなっても、私はあの時から一歩も進むことができていません
それでも、焦る必要もないし、時の流れのままに生きていくのもいいかなって

今年は、みなさんから暖かいお言葉をかけていただき心より感謝いたしております
この一年、仲良くしていただきありがとうございました

皆さんにとって、良い年が迎えられますように・・・・・・・

昨日の雨と風で、紅葉の盛りだった庭のモミジが散ってしまった
庭の中は、真っ赤な絨毯に敷き詰められている
まだ濡れている、赤い絨毯はなんとも言えない風情を醸し出している
この艶やかな赤も、あっという間に枯葉へと変わってしまうのだろう
ほんの一時、一瞬の輝きを放って消えてゆく、儚さ・・・・
潔い散り際とは、こんな姿を言うのだろうか・・・
物悲しくも美しい、晩秋の一コマこの瞬間を切り取りたいとカメラを向けるが
難しい・・・・・
この美しさを伝えることは到底できない・・・・
未熟さを痛感した今朝の出来事